”一輪荘”アートセラピーレッスン
こんにちわ(^^♪
千葉市へ来てから初めの活動として、特別養護老人ホームでのボランティアを開始しました。
ここは市の施設である”一輪荘”です。 入居者は認知症の70歳代~歳90代のお年寄りです。
お部屋には各自でお住まいですが、5~6人ずつのユニットを組んで食事や運動など日常の
活動を共になさっているそうです。 今日はその中の1ユニット5名と飛び入り参加2名の
方が加わって行いました。 テーマは”リラクゼーション”の一つで、”自分の身体に色のお薬を
塗ってあげましょう!”です。
はじめ「私は耳が聞こえないから描きませ~ん。」
「私どこも悪い所ないし元気だから描かなくて大丈夫!」「ずっと絵なんか描いたことないから無理です。参加しません!」などと言っていた人たちも、介護士さんたちの手助けで仲間が書き始めるのを見ると、何となく手を動かし始めました。
アートセラピーはプロセスを楽しむもので、決して上手に描くのが目的ではないことをはじめに
話しましたが、新しいことに不慣れなお年寄りたちは取りかかるまで戸惑っている様子でしたが・・自分の身体の不調を描いてから、「さてこれから、きれいな色でお薬を塗ってあげましょうね!」とソフトパステルを指で伸ばしながら色のお薬を塗り始めると、みんな夢中になってクルクルと指を回して色づけに夢中になっています!(*_*)
唯一郁子さんだけは「私元気です。薬は入りません!」と言っているので「では、○○郁子元気です。って字で書いてみては?」と話すと、早速達筆な字で得意になって書き始めました。
しかも字に色づけを始めて、身体の周りに黄色の色えんぴつでオーラを描き始めました!
~元気いっぱいの郁子さん輝いていますね!~(*^^*)
また初めに「絵なんて描けませ~ん!」なんて宣言したヨゴさんは?最後の最後まで集中していて色塗りが止まりません。
全員が出来上がって感想を聞いてみたところ、「楽しかったで~す!」 「薬を塗ったからもう痛くないよ~!」というご意見に、こちらがたくさんパワーを頂きました。(^_-)-☆
アートする時の人の喜びには、年齢など関係ないということを実感させて頂いた一日でした。
さて、次回は9月にフラワーセラピーをやる予定です。
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