秋のアート散策
秋の日差しがまぶしいくらい!青空が広がっている朝、
思い立って川村記念美術館へ行ってみることにしました。
佐倉市にあるこの美術館に行くのは、12年ぶりなんです!
館内の庭園の風景がとても美しくて、四季折々の自然が楽しめます。
入場して歩いて行くと、はじめに噴水のある池が目に飛び込んできますが・・
建物と庭園はまるでヨーロッパの景色のよう!
ふと道の横の草むらを見ると、野生のリンドウが可愛らしく咲いて
いて出迎えてくれました!
木々の紅葉も進んで秋らしく色づいて来ているので、
先にまずお散歩がしたくなりました~
秋の日差しと紅葉で最高の気分に・・(^^)/
さてさていよいよ美術館へ!今回のテーマは、”レオナルド・フジタ
とモデルたち”!? 本名は藤田嗣治さん。
おかっぱ頭の丸めがねがトレードマークの画家です。
今だったら普通に渋谷や原宿あたりを歩いてそうなパッと見デザイナー風の
お兄さん! しかし彼が活躍したのは昭和初期なので、その当時ではかなり
風変わりなビジュアルだったことでしょう!
フジタの作品に描かれている美しい色白の女性たち(モデル)は
4人ですが、3人はフランス人で最後の1人は日本人でした。
何と!!一生涯で彼はモデルとなった女性たちと4度も結婚をしたんですって!
出会って数年間、それぞれの女性の魅力を存分に感じ、個性や雰囲気を
引き出しながら描いているのです。
最後の妻は日本人でしたが、やはりエキゾチックでスタイル抜群の
女性でやはりフジタさん好みだったのでしょうね!
絵画とモデルの妻たち、自由奔放に自分の世界観を表現したフジタの
作品はとても魅力的だし、当時にしては桁外れの芸術家らしい羨ましい生涯でした。
川村記念美術館にはレストランもあってリーズナブルなのに素敵で美味しい
ランチができるんです! その代わり待ち時間、1時間は覚悟しましょう・・。(^_-)-☆