アーティフィシャルフラワーについて・・
最近行なわれているフラワーコンテストや展示会を観に行きますと、
ほとんど使われているお花はアーティフィシャル・フラワーや
プリザーブド・フラワーが多くなっています。
特に5日から1週間の展示となると、確かに生花では途中のメンテナンスが
大変ですね!
10年前私が上海に住む前までは、毎年東京ドームで行われている
”テーブルコーディネート”のコンテストでは、素敵なテーブルの上に
高級なカラトリーと一緒に飾られている生花のアレンジがクタクタになって
しおれているのを見かけることが多く、せっかくのコーディネートが残念な状態
でした。 しかし3年前帰国してから観に行くと・・! どのテーブルにも
アーティフィシャル・フラワーが飾られていて、フラワーアレンジが生き生き
している分、それぞれのコーディネートのデザインをより効果的に見せていました。
そうなんですね!ここ7~8年の間に、以前”アートフラワー”と言われていた造花の
技術や素材が急激に進歩して、見る見るうちに本物そっくりな花たちが
作りだされてしまいました!|д゚)
しかも花ばかりではなく、葉物、実物、枝ものまで種類もどんどん豊富に
なり、資材屋さんのアーティフィシャル売り場は、生花の花市場のように
たくさんの種類で溢れかえっています。
時代の需要がアーティフィシャルを作って行ったのでしょう!
しかしそれは、嬉しい反面なんだか哀しいような・・
私の友人でアレンジメントの講師をやっている人がいて、彼女は
絶対に生花でなければ花とは認めたくないし、アーティフィシャルなんて
アレンジに使いたくない!と決めている人もいます。
確かに一理あるますね。・・・、
自然の産物である植物や花は見たり、触ったり
しているだけで、五感が刺激され満足して癒されていきます。
新鮮な花の気は人をとても良い気分にしてくれますし・・。
しかし枯れてしおれてしいる生花を見るよりは、造花の方がまだまし・・・。
という意見も・・。
私がカウンセリングルームにディスプレイさせていただいている先生は
、「お花は大好きだけれど、空調の関係で生花はすぐに痛んで
しまうので残念。でもアーティフィシャルフラワーを飾ってもらってから、
お部屋の中がパッと華やいで、しかも都会にいながら自然を感じるので
とても嬉しい!」と言って下さいます。
それって・・実はどちらが良いとは断言できなくて、でも花をセラピーとして
考えている自分はどうなのだろうか?って突き詰めていくと・・
最近本物と偽物を使い分けていくことは、決していけないことでも
何でもないし、必要でもあるし・・とポジェティブに考えられるようになってきました。
*春のガーデンスタイル(麻布十番のゲストルームに提供)・アーティフィシャル・フラワー
それについては、また明日のブログでお話ししていと思います。
では♪では♪ 続きは明日・・・