イメージ療法
2月にメンタルフローラル協会で”、アートセラピー”を学ぶ機会がありました。
”アートセラピー”は以前から是非勉強したいと思っていましたので、
久しぶりに好奇心が刺激されてワクワクでした!(*’▽’)
”アートセラピー”はカウンセリングの時にセラピストを介して行われ、
クライアントさんにその時に適したいくつかの中から選んで
絵を描いてもらうという手法です。
そして描いた絵を基に会話しながら、クライアントさんの心の中にある
潜在意識を確認したり、ストレスの軽減、または将来の希望を見出して
いくというセラピーです。
少し専門的な話になってしまいますが・・、その中の一つに
”イメージ療法”というのがあります。 セラピストがあるストーリーを
音読した後、クライアントはその話の中で最も印象に残った場面を
イメージしながら絵を描きます。
それはクライアントが過去に経験したこと、あるいはそれを更に
膨らませて創作するという作業も加わるかもしれません。
実際自分でやってみると、ストーリーの中に出て来る場面は
それぞれが自分で経験した場面の中で捉えています。・・
つまり行ったことがある、触ったことがある、見たことがある、
聞いたことがある・・と言うように過去の自分の経験の中で五感に
インプットされていた多くのことが、走馬灯のように流れて
きたり、一つの映画のシーンのように現れたりします。
それらを自分の中で捉えてアートとしてその場で表現するのです。
何だかそれを描きあげた後は不思議な充実感みたいなのと、
ある種の達成感で満たされるというのか?・・・・
気分的にはすっきりしてOK!でした。
やり終えてこれが自分なりの感想です。
アーティフィシャルフラワーをアレンジしていると何だかこれと
シンクロしているような感じがします。
実際触っているのは造花のビニールの茎であり、布の花びら、
ワイヤーを切っていたり、とても人工的な”物”を扱っているのですが、
アレンジして表現している時はまさに植物を表現している時のように
錯覚してウキウキしている自分がいます。
恐らく過去経験の中で五感にインプットされている植物や花の
触感がよみがえってくるからなのでしょう・・。
さらに仕上がりは本物そっくりなのだからそれは90%くらいは満足かな?
さて見ている人はどうかというと、その花のスタイルが、生花と変わらなく
自然であればあるほど、見た目でこれまた満足してしまうというか、
ごまかされてしまうというのか・・・?
これも過去の五感にインプットされているイメージの中の花として
捉えるからなのではないでしょうか?
”アーティフィシャルフラワー”を生ける場合、過去にたくさん自然の植物に
触れていたり、生花を愛でる感性を持っていれば大丈夫です。
しかし成長過程の子供たちにはまだまだ自然のものに触れる機会と経験を沢山
積んでほしいですね! ”花育”の推進者の一人として・・・・(^_-)-☆
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